受診から退院までの流れを日帰り手術と入院手術で比較
受診から退院までの流れに沿って、当院の日帰り手術と一般的な病院の入院手術を比較しました。
日帰り手術(当院) | 入院手術(一般的な病院) | |
受診するまで | 事前にネット予約か電話予約が必要です。 | 電話予約が必要な病院や、直接来院が可能な病院など様々です。 |
初診日 | 完全予約制のため、時間通りに診察が受けられます。 | 一般外来と並行して診察しているため、待つことが多いです。 |
担当医 | 院長が診察します。診察室にエコーを常備し、その場で診断が可能です。 | その日の初診担当医が診察します。 |
術前検査 | 検査室で術前検査を行います。もしCT検査を追加する場合は、他院に撮りに行く必要があります。 | 院内にある各々の検査室を回って、術前検査を行います。 |
再診 | 初診日に全て終わらすので、手術前の受診は基本的に1回のみです。 | 再診日に検査結果を確認し、手術の説明や入院手続きを行います。 |
手術前のオリエンテーション | 自宅で自己管理する必要があるので、パンフレットを使って、詳しく手術前や手術後の流れについて説明を受けます。 | 入院手続きや、入院の説明を受けます。 |
入院日 | 手術が始まる30分前ぐらいに来院し、自分の個室(無料)で準備します。 | 手術前日に入院します。飲水や食事、薬などの管理は、看護師が行います。個室希望の場合は、差額ベット代がかかります。 |
手術 | 個室の隣りにある手術室で、院長が手術を執刀します。 | 病棟から手術室に移動し、手術を受けます。 |
手術後 | リカバリー室で15分ぐらい休み、歩いて自分の個室に戻ります。手術について院長から説明を受けます。 | 病棟に戻り、2時間ぐらいベット上で酸素マスクやモニターをつけて安静にします。 |
退院 | 手術が終わって1〜2時間後に、家族と帰宅します。 | 手術の2〜3日後に、家族と帰宅します。 |
手術後のフォロー | 手術翌日、手術7〜10日後に電話で病状を確認します。必要あれば受診します。 | 退院して1〜2週間後、外来に受診します。 |
→ 鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術の流れ
→ 虫垂炎(盲腸)の日帰り手術の流れ

2023.01.13
日帰り手術を安全に行う当院の工夫
日帰り手術とは? 日帰り手術とは、手術したその日に帰宅できる手術のことです。 日常生活を続けたまま手術を受けられることが大きなメリットで、費用対効果に優れていることもあり欧米では積極的に行われています。日帰り手術の利点は?入院する必要がなく、仕事などの日常生活...