虫垂炎(盲腸)の手術後は痛みますか?
急性虫垂炎(盲腸)の手術後は、虫垂炎による痛みに加えて傷の痛みもあり、お腹が痛みます。
しかし、腫れた虫垂を切除しますので、虫垂炎自体の痛みは軽減し、時間の経過と共にお腹の痛みは和らぎます。
腸が炎症で麻痺するので、お腹の張りがありますが、排ガスや排便と共に、徐々に改善していきます。
一方、日帰り手術の場合は、既に虫垂炎は治まっているので、傷の痛みだけです。
腹腔鏡を使い、傷は3-5mmと小さくするので、痛みは軽く、手術直後に歩けます。
痛みには個人差がありますので、大したことない人もいれば、結構痛くなってしまう人もいます。
日帰り手術にとってお腹の痛みが軽いことは重要なので、痛みを軽減するために最大限の工夫をしています。

2023.01.01
虫垂炎の日帰り手術
虫垂炎(盲腸)の腹腔鏡手術を日帰りで! 虫垂炎の手術を日本で受ける場合、3-7日入院するのが一般的で、入院期間は平均5.5日です。 しかし、患者さんのニーズや医療の効率化から、日帰り手術の有用性が注目されつつあります。 日帰り手術なら日常生活を続けたまま手術が受けられます。虫垂炎と診断...