腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術クリニック

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鼠径ヘルニアの院長コラム

鼠径ヘルニア(脱腸)になりやすい人は?遺伝する?予防できる?

患者さん

鼠径ヘルニア(脱腸)になりやすい人には、どんな特徴がありますか?


院長松下

鼠径ヘルニアになりやすい人となりにくい人がいます。ヘルニア外科医が鼠径ヘルニアになりやすい人の特徴について詳しく解説します。

鼠径ヘルニア(脱腸)になりやすい人の特徴は?

鼠径ヘルニア(脱腸)になりやすい人の一番の特徴は、中高年の男性です。
誰にでもなる可能性がある病気ですが、なりやすい人に特徴があります。

鼠径ヘルニアになりやすい性別

女性よりも男性の方が、圧倒的に鼠径ヘルニアになりやすいです。
男性と女性で鼠径部の構造が違うためです。

男性の3人に1人女性の30人に1人が鼠径ヘルニアになります。
鼠径ヘルニアの生涯発症率は男性が27-43%、女性が3-6%です。

鼠径ヘルニアになりやすい年齢

鼠径ヘルニアになりやすいのは、乳幼児60〜70歳代ぐらいの中高年です。
原因が異なるため、二峰性になっています。

乳幼児が鼠径ヘルニアになるのは、先天的な原因です。
一方、中高年が鼠径ヘルニアになるのは、年齢に伴う腹壁の脆弱化と負荷が主な原因です。

鼠径ヘルニアになりやすい生活習慣

肥満があると、腹圧が常に高いため、鼠径ヘルニアになりやすいです。
逆に痩せていると、腹壁が薄く弱いために、鼠径ヘルニアになりやすいです。

喘息やCOPDなどで慢性的に咳が多いと、腹圧がかかるので、鼠径ヘルニアになりやすいです。

長時間の立ち仕事や、重いものを持つことが多い人は、腹圧がかかるので、鼠径ヘルニアになりやすいです。

前立腺切除の手術後は、鼠径ヘルニアになりやすいです。

便秘や喫煙との関係は明らかなデータがありません。

鼠径ヘルニア(脱腸)は遺伝しますか?

鼠径ヘルニアと遺伝との関係は、まだ明らかになっていません。
しかし、家族に鼠径ヘルニアの人がいると、鼠径ヘルニアになりやすい傾向がありますので、何らかの関係があるかもしれません。

鼠径ヘルニア(脱腸)を予防するには?

残念ながら確実な鼠径ヘルニアの予防法はありません
鼠径ヘルニアを予防するためにできることは、適正体重を保ち過剰な腹圧がかかることを避けることです。

鼠径ヘルニアの穴の部分には筋肉がないので、腹筋などの筋肉を鍛えても、鼠径ヘルニアの予防効果はありません(腹圧がかかると逆効果です)。
既に鼠径ヘルニアなってしまった場合は、手術による治療が唯一の治療方法です。

鼠径ヘルニア(脱腸)の治療は当院に相談を!

大宮駅から徒歩3分にある埼玉外科クリニックでは、腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を行っています。
当院は最難関の内視鏡外科技術認定医(ヘルニア)の資格を持ったヘルニア外科医による腹腔鏡手術が受けられる、日本でも数少ない外科クリニックです。
ヘルニア外科医の院長松下が、責任持って手術を行います。
鼠径ヘルニア(脱腸)でお悩みの方は、まずは当院のヘルニア外来に受診してご相談ください。
 
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院長 松下公治

院長 松下公治

この記事は埼玉外科クリニック院長松下が執筆。腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を専門に研究。外科専門医、消化器外科専門医・指導医、内視鏡外科技術認定医(ヘルニア)。

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