鼠径ヘルニア日帰り手術センター 大宮駅徒歩3分

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鼠径ヘルニアと診断されたら、次に考えるのは「手術を受けるかどうか」「いつ、どこで、どの方法で受けるか」です。
このページでは、治療を決めるために知っておきたい情報をまとめました。

手術を受けるべき?放置するとどうなる?

大人の鼠径ヘルニアは自然に治らず、治す方法は手術だけです。
筋トレやヘルニアバンドでは治りません。

放置すると、次の2つの危険性があります。

  • 膨らみや症状が少しずつ悪化し、大きくなってからの手術は難易度が上がることがある
  • 腸が締めつけられて戻らなくなる「嵌頓(かんとん)」が、1年間に0.3〜3%程度の頻度で起こる

嵌頓が起こると緊急手術が必要になり、予定手術に比べて危険性が大きく高まります。

鼠径ヘルニアの手術方法

鼠径ヘルニアの手術は、飛び出した腸をお腹の中に戻し、穴をメッシュで塞いで補強します。
手術方法は、大きく腹腔鏡手術と鼠径部切開法の2つに分けられます。

腹腔鏡手術鼠径部切開法
傷5mmの穴が3か所約3〜5cm
術後の痛み軽いやや強い
社会復帰早いやや時間がかかる
麻酔全身麻酔局所麻酔・脊椎麻酔なども可能

腹腔鏡手術にはTAPP法とTEP法があり、日本と国際的なガイドラインのいずれでも推奨されています。
一方、全身麻酔ができない方、巨大なヘルニア、下腹部の手術を受けたことがある方などでは、鼠径部切開法(リヒテンシュタイン法)が勧められます。

当院の方針

当院では、全身麻酔によるTAPP法の腹腔鏡手術を行っています。
⇒ 実際の手術動画はこちら(YouTube)

前立腺の手術後など腹腔鏡手術が適さない場合や、全身麻酔が難しい場合は、その理由をご説明し、適した医療機関をご紹介します。

日帰り手術か、入院手術か

鼠径ヘルニア、脱腸、入院手術と日帰り手術
日本では鼠径ヘルニア手術の約9割が入院で行われ、入院期間は平均4.0日です。
日帰り手術は8.8%にとどまります。
一方、欧米では日帰り手術が広く普及しており、国内外のガイドラインでも、適切なアフターケアがあればほとんどの患者さんに日帰り手術が推奨されています。

日帰り手術は、自宅で普段の生活を続けながら治療できるのが利点です。
当院の日帰り手術では、来院から帰宅まで約4時間です。

ただし、すべての方に日帰り手術が適しているわけではありません。
当院では、次の3つの対策で安全性を確保しています。

  • 病状や持病、ご家族のサポートなどから、日帰り手術が適しているかを的確に判断する
  • 院長が全例を執刀し、麻酔科専門医が全身麻酔を管理する
  • 万が一に備えた設備と、術後24時間の電話対応を整える

80歳以上の方、妊娠中の方、人工透析中の方、心臓ペースメーカーを使用中の方は、原則として入院手術の対象です。
入院手術の方が望ましいと判断した場合は、入院設備のある医療機関をご紹介します。

手術の危険性:合併症と再発

どんな手術にも、一定の合併症のリスクがあります。
鼠径ヘルニア手術の主な合併症は、出血・血腫、傷の感染、漿液腫(もとのヘルニアの袋に水がたまる状態)、痛みやしびれ、再発などです。
漿液腫は約10%に起こりますが、多くは1〜3か月で自然に吸収されます。

メッシュを使う現在の手術の再発率は、どの術式でも約1〜3%です。
再発の主な原因は、メッシュのずれや、メッシュで覆われていない部分からの脱出です。
当院では、メッシュを広く敷くことで再発を防いでいます。

穴を塞ぐメッシュの選び方

当院では主に、ずれにくいプログリップメッシュと、立体的な形状の3D maxメッシュを使用しています。
一人ひとりの穴の状態や体格に合わせて、最適なメッシュを選択しています。

こんな場合でも手術できる?

両側に鼠径ヘルニアがある場合

両側の鼠径ヘルニアは5〜10%程度にみられます。
腹腔鏡手術なら、同じ傷から両側を同時に手術できます。

血液サラサラの薬を飲んでいる場合

抗血小板薬や抗凝固薬を飲んでいても、多くの場合は日帰り手術を受けることができます。
病状をよく検討したうえで、通常は薬を続けたまま手術を行っています。

鼠径ヘルニアの手術費用

腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術は保険診療です。
当院の自己負担は3割負担で約11万円で、同じ手術を入院で受けた場合(約14〜15万円)より抑えられます。
高額療養費制度を利用すると、自己負担をさらに軽減できる場合があります。

医師・医療機関の選び方

鼠径ヘルニアの手術で大切なのは、「どの病院か」よりも「誰が手術を行うか」です。
医師を選ぶときは、次の3つが目安になります。

  • 鼠径ヘルニアの手術経験と実績(年間手術件数、専門資格など)
  • 人柄と安心して相談できるコミュニケーション
  • 学会発表や論文など、継続的な学びと専門性の追求

鼠径ヘルニアの専門性を示す資格には、日本内視鏡外科学会の「内視鏡外科技術認定医」などがあります。

手術を受けると決めたら

手術の流れ、手術前の準備、手術後の過ごし方は、「鼠径ヘルニア手術前後の過ごし方」にまとめています。

症状や診断について知りたい方は、こちらをご覧ください。

鼠径ヘルニア(脱腸)の治療は当院に相談を!

大宮駅から徒歩3分にある埼玉外科クリニックでは、腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を行っています。
当院は最難関の内視鏡外科技術認定医(ヘルニア)の資格を持ったヘルニア外科医による腹腔鏡手術が受けられる、日本でも数少ない外科クリニックです。
ヘルニア外科医の院長松下が、責任持って手術を行います。
鼠径ヘルニア(脱腸)でお悩みの方は、まずは当院のヘルニア外来に受診してご相談ください。

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埼玉外科クリニック鼠径ヘルニア日帰り手術センター
〒330-0854
埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-268エイコービル3階
048-650-2555(鼠径ヘルニア専門外来の予約専用)

診療時間:9:00〜17:30【完全予約制】
定休日:日曜・祝日

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