鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を安全に行うために、どんな対策をしていますか?
鼠径ヘルニアの日帰り手術で最も大切にしていることは安全性です。ヘルニア外科医が当院で行っている日帰り手術の3つの安全対策について詳しく解説します。
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鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を安全に行うための3つの対策
手術は体への侵襲を伴う処置であり、様々なリスクがあります。
少しでもリスクを減らし、安全に手術を行うことが最重要ですので、当院では徹底的に安全対策を行っています。
- 的確に手術適応を判断します
- 安全性を意識したシステムを構築しています
- 緊急時に対して備えています
的確に手術適応を判断します
日帰り手術より入院手術が望ましいケースは、どのような場合でしょうか?
- 日常生活動作が自立していない
- 重度の持病がある
- 持病のコントロールが不良
- 高齢者(特に90歳以上は入院が望ましい)
- 人工透析中
- 高度の肥満
- 妊娠中
- 日帰り手術を理解し自己管理することができない
- 術後に家族のサポートがない
- 本人が入院手術を希望している
診察時にこのような点を総合的に判断して、一人ひとりにとって日帰り手術と入院手術のどちらが望ましいかを検討します。
日帰り手術のリスクが高く、入院手術の方が望ましい病状だと判断した時は、患者さんの利益を最優先に考え、入院手術をお勧めし、他院に紹介します。
安全性を意識したシステムを構築しています
全手術を院長が執刀し、手術件数を1日3件に限定することで、診療の質や安全性を維持しています。
麻酔科専門医が全身麻酔をかけており、麻酔の安全性にとって最も重要だと考えています。
周術期の管理はクリニカルパスに沿って行うことで、スムーズで抜けのない管理を行っています。
麻酔導入前、手術開始前、閉腹前にチェックリストを使って、確認作業を行っています。
手術後は24時間の電話対応を行い、電話連絡でその後の経過をフォローします。
そして、日帰り手術では、患者さんやその家族の自己管理がとても重要です。
外科医、麻酔科医、看護師らスタッフが一丸となって、無事に手術を受けられるようにサポートします。
緊急時に対して備えています
ほとんどのケースは予定通り、順調に終わります。
しかし、手術は侵襲的な治療なので、万が一のことを想定し準備することが大切です。
急な出血に備えて、止血材料や止血器具、また、血管縫合の糸を用意しています。
緊急時に使用する物品として、心肺停止時に使う除細動器やAED、経皮ペーシングを設置しています。
気道確保が困難な時に使う輪状甲状間膜穿刺キット、マックグラスやエアウェイスコープといった気管挿管を補助する器具を用意しています。
急な停電に備えて、ポータブル電源を2台用意し、手術2件分の電力を確保しています。
主要な手術機器はメーカーと保守契約し、定期な点検と故障時の対応を依頼しています。
普段使うことがない緊急薬剤も一式準備しています。
こうして、万が一の事態にも最善を尽くせる体制を整えています。
鼠径ヘルニア(脱腸)の治療は当院に相談を!
大宮駅から徒歩3分にある埼玉外科クリニックでは、腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を行っています。
当院は最難関の内視鏡外科技術認定医(ヘルニア)の資格を持ったヘルニア外科医による腹腔鏡手術が受けられる、日本でも数少ない外科クリニックです。
ヘルニア外科医の院長松下が、責任持って手術を行います。
鼠径ヘルニア(脱腸)でお悩みの方は、まずは当院のヘルニア外来に受診してご相談ください。
電車でお越しの方
JR大宮駅西口より徒歩3分
車でお越しの方
当ビル1階入口に駐車場(1台)
満車時はコインパーキング(有料)をご利用ください
埼玉外科クリニック
〒330-0854
埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-268エイコービル3階
048-650-2555(予約専用)
診療時間:9:00〜17:30【完全予約制】
定休日:日曜・祝日(臨時休診日はこちら)
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