腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術クリニック

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低侵襲手術とは?手術の負担を減らすためにできることは?

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低侵襲手術とは何ですか?手術の負担を減らすためにできることは?


院長松下

当院は低侵襲手術を行うために、様々な工夫を行っています。ヘルニア外科医が低侵襲手術について詳しく解説します。

低侵襲手術とは?

低侵襲手術とは、従来の手術と比べて、体への負担が少ない手術のことです。
一般的に腹腔鏡やロボットを使った内視鏡下手術のことを指します。

従来の手術では、皮膚を大きく切開して手術を行っていました。
しかし、低侵襲手術では、腹腔鏡やロボットなどの器具を用いて小さな穴で手術を行うため、痛みが少なく、術後の回復が早くなります。
傷が小さく目立たないという美容的なメリットもあります。

低侵襲手術では、モニターに拡大された画像を見ながら手術を行うため、より繊細な操作が可能です。
そのため、臓器や組織へのダメージが少なく、術後合併症のリスクも低くなります。

低侵襲手術では術後の回復が早いので、入院期間が短くなり、早期社会復帰が可能です。

一般的には傷の小さい手術のことを低侵襲手術と言っていますが、私の考える低侵襲手術はそれだけではありません。

3つの負担を軽減した低侵襲手術を目指して!

手術における3つの負担とは、身体的負担、精神的負担、社会的負担です。
これまでの低侵襲手術は傷が小さいことにフォーカスされていましたが、この3つの負担を全て減らすことが真の低侵襲手術だと考えています。
私が行っている低侵襲手術の具体例を一部紹介します。

手術における身体的負担を軽減!

・創が小さく、痛みが少ない
・組織損傷や出血が少ない
・手術・麻酔時間が短い
・回復が早い
・合併症が少ない
・麻酔の侵襲が少なく、尿道や気管に管を入れる処置を行わない
・手術後に長時間、モニター管理下にベット上で拘束されない

手術における精神的負担を軽減!

・初診外来から手術、術後まで同じスタッフによる一貫した看護ケア
・手術に伴うストレスを軽減
・プライバシーが確保された個室を用意
・居心地の良い空間
・一期一会の心でおもてなし

手術による社会的負担を軽減!

・早期に社会復帰できる
・通院の負担が少ない
・入院期間(在院時間)が短い
・術後に家で過ごせて、入院しなくていい
・仕事を長期間休まなくていい
・入院費がかからず、費用が安い

低侵襲手術の危険性・デメリットは?

低侵襲手術にもデメリットがあります。
それは、手術が難しくなってしまうことです。

傷を大きく開けて、直接触って手術するよりも、小さな穴から鉗子を使って手術する方が難易度が高くなります。
それだけ時間がかかり、器材の費用もかかります。
そのため、手術の安全性、難易度、術者の力量をよく考える必要があります。

また、日帰り手術は時間や費用の負担を軽減できますが、安全性を確保することが大前提です。
病状によっては、入院管理下に手術後も経過をみることで、安全に手術することを優先します。

低侵襲手術を受けるメリットは?

同等以上の手術成績で治すことができるなら、負担が少ないことに越したことはありません。

病気を治すだけでなく、より低侵襲に治せないか検討することも大切だと考えています。

鼠径ヘルニア(脱腸)の治療は当院に相談を!

大宮駅から徒歩3分にある埼玉外科クリニックでは、腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を行っています。
当院は最難関の内視鏡外科技術認定医(ヘルニア)の資格を持ったヘルニア外科医による腹腔鏡手術が受けられる、日本でも数少ない外科クリニックです。
ヘルニア外科医の院長松下が、責任持って手術を行います。
鼠径ヘルニア(脱腸)でお悩みの方は、まずは当院のヘルニア外来に受診してご相談ください。
 
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院長 松下公治

院長 松下公治

この記事は埼玉外科クリニック院長松下が執筆。腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を専門に研究。外科専門医、消化器外科専門医・指導医、内視鏡外科技術認定医(ヘルニア)。

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