
どのような麻酔器を使って麻酔をしていますか?

当院では安全性を最優先に考え、GE製麻酔器を導入しています。その特長について、ヘルニア外科医が詳しく解説します。
コンテンツ
当院の麻酔安全管理の考え方
麻酔の安全性は、機器の性能・モニタリング体制・医師の判断力の3つが揃って初めて成立します。
機器はあくまで「道具」です。
しかし、優れた道具が判断の質を高めることもまた事実です。
当院では、
・術前評価の徹底
・リスクに応じた麻酔計画の立案
・多層的モニタリング
・術後フォローまで含めた一貫管理
を実践しています。
手術において「麻酔」に不安を感じられる方は少なくありません。
その不安に真正面から向き合うため、当院では安全性を最優先に考え、機器選定にも妥協していません。
GE製麻酔器【Carestation 620Pro】
当院の中核となる麻酔器は、GEヘルスケア製【Carestation 620Pro】です。
特長
・高精度なガス流量制御
・直感的なタッチスクリーン操作
・低流量麻酔への対応
・自己診断機能による安全確認
・データ連携による管理の一元化
Carestation 620Proは、大学病院や基幹病院でも広く採用されているモデルです。
特に、安定した換気制御性能と充実したアラーム機能は、安全管理において極めて重要です。
麻酔器は「麻酔ガスを出すだけの機械」ではありません。
呼吸を守る生命維持装置です。
人工呼吸管理は、患者さんの体格や肺機能に応じて細やかな調整が可能であり、術中の呼吸状態を精密にコントロールできます。
GE製生体情報モニタ【B125】
麻酔中は「眠っている」状態ですが、体内では常にさまざまな変化が起こっています。
当院の生体情報モニタは、GEヘルスケア製【B125】を使用し、麻酔中は以下の項目を常時監視しています。
・心電図(ECG)
・血圧
・酸素飽和度(SpO₂)
・呼気終末二酸化炭素(EtCO₂)
・呼気終末吸入麻酔薬濃度(EtAA)
・吸入酸素濃度(FiO₂)
・呼吸状態
・体温
・脳波解析による麻酔深度モニタ(エントロピー)
麻酔管理において重要なのは、「異常を起こさないこと」以上に、異常をいち早く察知することです。
B125はアラーム設定の柔軟性に優れ、わずかな変化も即座に検知できる体制を整えています。
日本光電製筋弛緩モニタ【VA-201R】
手術では筋弛緩薬を使用します。
これは筋肉の動きを一時的に抑える薬剤ですが、管理を誤ると術後の呼吸抑制につながる可能性があります。
当院の筋弛緩モニタは、日本光電製【VA-201R】を使用し、筋弛緩の深さを客観的な数値で管理しています。
従来は経験や臨床所見に依存する部分もありましたが、現在では定量的評価が標準となっています。
筋弛緩モニタの役割
・筋弛緩薬の過量投与の回避
・筋弛緩回復の客観的確認
・抜管時の安全性向上
術後の「息苦しさ」や「力が入りにくい」といったリスクを最小限に抑えることを目的としています。
当院の麻酔安全管理
当院では、麻酔科専門医が中心となり、
・高性能麻酔器による精密な呼吸管理
・多項目モニタによるリアルタイム監視
・筋弛緩の定量管理
という体制を構築し、安全性を多角的に担保しています。
麻酔管理は、単に眠るだけの医療行為ではありません。
呼吸・循環・体温など全身状態を常に評価しながら、わずかな変化にも即応する高度な医療です。
そのため、専門的な知識と経験を有する麻酔科専門医が責任をもって管理することが重要だと考えています。
「眠っている間のことは分からない」からこそ、見えない部分を徹底的に可視化し、客観的な指標に基づいて管理する。
それが当院の麻酔管理の基本姿勢です。
これからも、安心して手術を受けていただける環境づくりに努めてまいります。
鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術の麻酔方法 当院の鼠径ヘルニア日帰り手術は、全身麻酔で行っています。 麻酔は麻酔科専門医が担当し、安全管理を最優先に実施しています。点滴から麻酔薬を投与すると、約10秒ほどで自然に眠りに入ります。 手術中は完全に眠っている状態のため、 ・意...
鼠径ヘルニア(脱腸)の治療は当院に相談を!
大宮駅から徒歩3分にある埼玉外科クリニックでは、腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を行っています。
当院は最難関の内視鏡外科技術認定医(ヘルニア)の資格を持ったヘルニア外科医による腹腔鏡手術が受けられる、日本でも数少ない外科クリニックです。
ヘルニア外科医の院長松下が、責任持って手術を行います。
鼠径ヘルニア(脱腸)でお悩みの方は、まずは当院のヘルニア外来に受診してご相談ください。
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埼玉外科クリニック鼠径ヘルニア日帰り手術センター
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