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外科医と経営者としての判断
〜医療は、誰が引き受けているのか〜

医療の「正しさ」は、本当に現場を支えているのだろうか。

外科医として日帰り手術に取り組み、同時に理事長として医療法人の経営を担う中で、「誰が判断を引き受けているのか」という問いに行き着いた。

判断から問い直す、医療の本質。

※これは院長によるブログです。

目次

序章

1. 私が、判断を引き受けることにした理由

第1部 医療の「前提」を、現場から疑う
〜正しい言葉が、判断を止めていた〜

第1章 「入院が当たり前」という前提が、患者から奪ってきたもの

2. 入院前提の医療を、私が疑い始めた理由
3. 「安全のため」と言いながら、私が守っていたもの
4. 患者の生活コストを、私は計算していなかった

第2章 医療の言葉が、思考の壁になるとき

5. 標準化を「答え」だと思っていた頃、私は考えていなかった
6. 「説明しました」と言うとき、私は誰を守っていたのか
7. 「患者中心」を掲げていた頃、私は何を中心にしていたのか

第2部 私が設計した医療の形
〜問うだけでなく、形にするということ〜

第3章 判断を形にする場所を、ゼロからつくった

8. 「自分が、そう判断した」と言える場所をつくるために
9. 日帰り手術の安全は、手術室の外で決まっていた
10. 手術は、うまくなるほど、わからないことが増えた

第4章 見ていなかったものが、現場を動かす鍵だった

11. 人を見ていた。だが、構造を見ていなかった
12. 省こうとして、初めてわかった非効率の意味
13. 失敗を「設計のヒント」として扱うことで、現場は変わり始めた

第3部 外科医が経営者になって、初めてわかったこと
〜二つの判断を、同時に引き受ける〜

第5章 理想と経営は、なぜ対立して見えるのか

14. 理想と現場が、なぜ噛み合わなくなっていったのか
15. 数字から目を背けることで、私は何を守っていたのか
16. 信頼と継続を、対立させていたのは私自身だった

第6章 外科医であり、経営者である私が、選んできたこと

17. 外科医の判断と経営者の判断が、ぶつかる瞬間
18. 逃げ道が減った日から、見えてきたものがある
19. 「なぜここを選んだのか」を、自分に問い続けてきたか

第4部 判断を、次世代へ手渡す
〜正解を出す医療から、問い続ける医療へ〜

第7章 判断が残る場所に、医療の未来がある

20. 外科医の技術は標準化される。だが、判断は残る
21. 変化は制度から降りてくるのではなく、現場から積み上がっていく
22. 正解のない判断を引き受けることが、外科医の仕事の核心だ

最終章

23. 問い続けることが、判断を引き受けた者の責任だ

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