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鼠径ヘルニア（脱腸）の日帰り手術とは？
日帰り手術とは、手術したその日に帰宅できる手術のことです。
日常生活を続けたまま手術を受けられることが大きなメリットで、費用対効果も優れています。
ほとんどの鼠径ヘルニアは、日帰り手術で治すことができます。
しかし、日本では、鼠径ヘルニア治療の93.1%が入院手術（日帰り手術はたったの6.9%）で、入院期間は平均4.5日です。
一方、欧米各国では既に鼠径ヘルニアの日帰り手術が普及していて、20～92%は日帰り手術です。
都内では日帰り手術が18.3%まで増えてきましたが、他の地域ではまだまだ普及しているとは言えない状況です。
当院では鼠径部を切開せずに、小さい傷で腹腔鏡を用いて手術をします。
腹腔鏡手術は傷が小さく、痛みが少なく、社会復帰が早いため、日帰り手術との組み合わせは理想的です。
身体的にも社会的にも負担の少ない低侵襲手術を目指しています。
2024.06.09
鼠径ヘルニア（脱腸）の低侵襲手術とは？ 低侵襲手術とは、従来の手術と比べて、体への負担が少ない手術のことです。 一般的に腹腔鏡やロボットを使った内視鏡下手術のことを指します。従来の手術では、皮膚を大きく切開して手術を行っていました。 しかし、低侵襲手術では、腹腔鏡やロボット...
鼠径ヘルニア（脱腸）の日帰り手術と入院手術の違いは？
鼠径ヘルニアの日帰り手術と入院手術の違いは様々です。
日帰り手術では自宅での日常生活をそのまま続けられることが大きな違いです。
2024.08.25
鼠径ヘルニア（脱腸）の日帰り手術の利点と欠点は？日帰り手術のメリット入院する必要がなく、自宅での日常生活をそのまま続けられる。 病院に滞在する時間が短かく、人との接触機会が少なく、感染のリスクが低い。 入院分の費用がかからないので、手術費用が安くなる。 ...
鼠径ヘルニア（脱腸）の日帰り手術の流れ
当院の鼠径ヘルニアの日帰り手術は、3回の受診で治療が完結します。
鼠径ヘルニアの日帰り手術の流れをマンガにしました。
2024.08.25
鼠径ヘルニア（脱腸）の日帰り手術の流れ 受診１回目：外来に受診 約1時間〜1時間半 保険証と、持っている方はマイナンバーカードやお薬手帳、紹介状を持参してください。診察して診断し、病状や治療方法について説明を受けます。 手術を受ける場合は、術前検査、手術オリエンテーションが...
鼠径ヘルニア（脱腸）の日帰り手術の麻酔法
当院の鼠径ヘルニアの日帰り手術は、麻酔科専門医が全身麻酔で行います。
2024.05.06
鼠径ヘルニア（脱腸）の日帰り手術の麻酔方法とは？ 当院の鼠径ヘルニアの日帰り手術は、全身麻酔で行います。 全身麻酔は、麻酔科専門医が行っています。点滴から麻酔薬を投与すると10秒ほどで眠ってしまい、手術が終わったら目が覚めます。 手術中は完全に寝ていますので、意識はなく、痛...
鼠径ヘルニア（脱腸）の日帰り手術のガイドライン
日本のガイドライン「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン2015」（フリー）で、鼠径ヘルニアの日帰り手術は推奨されています。
日帰り手術は、腹腔鏡手術、リヒテンシュタイン法、プラグ法、クーゲル法、ダイレクトクーゲル法、組織縫合法が適応となる。
国際的なガイドライン「International guidelines for groin hernia management 2018」（フリー、英語）で、鼠径ヘルニアの日帰り手術は推奨されています。
適切なアフターケアがあれば、ほとんどの鼠径ヘルニア患者に日帰り手術は推奨される。通常の鼠径ヘルニアであれば、全ての腹腔鏡手術に対して日帰り手術を提案する。
2023.04.30
鼠径ヘルニア（脱腸）手術の名医とは？ 名医とは、専門的な知識と高い医療技術、豊富な経験があり、多くの患者に信頼され、高い評価を受けている医師のことです。ただし、名医であるかどうかは、人それぞれの判断によるので、「本当の名医は誰なのか？」、これは非常に難しい質問です。 多くの外...
日帰りで鼠径ヘルニア（脱腸）手術するのが不安ですが、大丈夫ですか？
多くの一般病院では鼠径ヘルニアの日帰り手術は行っておらず、その仕組みもないので難しいです。
腹腔鏡による日帰り手術の経験が豊富な病院やクリニックで手術することを勧めます。
日帰り手術を安全に行うためには、手術だけでなく、術前・術後のフォローの仕組みが整っていることが大切です。
そうした仕組みが整っていれば、入院と同等の安全な手術が可能です。
2023.11.21
鼠径ヘルニア（脱腸）の日帰り手術を安全に行うための３つの対策 手術は体への侵襲を伴う処置であり、様々なリスクがあります。 少しでもリスクを減らし、安全に手術を行うことが最も重要ですので、当院では徹底的に安全対策を行っています。的確に手術適応を判断します 安全性を意識...
当院の手術成績を公開し、透明性を確保しています。
2023.05.06
累計手術件数が900件を突破！ 2024年11月に当院は累計手術件数が900件を突破しました。多くの皆様に支えられたおかげで、無事に完遂することができました。 この場を借りて、心から感謝申し上げます。高い評価をいただいている当院の日帰り腹腔鏡手術を、より多くの方が受けられるように...
鼠径ヘルニア（脱腸）の日帰り手術のよくある質問
鼠径ヘルニアの日帰り手術は安全でしょうか？
麻酔科専門医が麻酔を行い、万が一にも備えて人員、設備を確保しています。手術はリスクを伴うものですが、病院で手術した場合と遜色ない体制を整えています。
血液サラサラの薬を飲んでいますが、鼠径ヘルニアの日帰り手術は可能でしょうか？
血液をサラサラにする薬（抗血栓薬）を内服していても、鼠径ヘルニアの日帰り手術は可能です。当院では内服を継続したまま、鼠径ヘルニアの日帰り手術を行っています。個々の病状によって最適な治療方法を検討しますので、ご相談ください。
高齢者でも鼠径ヘルニアの日帰り手術は可能でしょうか？
高齢者は手術のリスクが高くなるため、入院が必要かどうか慎重に検討する必要があります。基礎疾患や病状、家族のサポートなどによって総合的に判断しますので、一度ご相談ください。
手術当日の時間の流れは？手術はどのくらい時間がかかりますか？
1番目の手術の場合は、朝9時に来院し、9時半に手術室に入ります。手術は50分程度で、11時頃には手術室を出て、13時頃には帰れる予定です。来院してから帰宅まで約4時間が目安です。
鼠径ヘルニアの手術を行い、緊急に入院が必要になることはありますか？
これまでの経験から、1,000件に1件程度の割合で緊急に入院が必要になることがあります。入院が必要と判断した場合は、責任を持って病院を紹介し搬送させていただきます。
鼠径ヘルニアの手術後に通院は必要でしょうか？
手術の翌日は電話で連絡して、経過をフォローしています。受診を希望する場合や、必要がある場合は、いつでも受診できます。手術1週間後に受診し、ほとんどの方はこれで通院が終了となります。
鼠径ヘルニアの手術中に家族が付き添う必要はありますか？
手術日の来院時や手術中に家族が付き添う必要はありません。ただし、一人で帰宅するのは危険ですので、家族や友人が迎えに来て、車（本人は運転できません）やタクシーの利用をお勧めします。
病院に宿泊することはできますか？
当院に入院ベットはありませんので、宿泊をご希望の方には近隣のホテルをご案内いたします。
鼠径ヘルニアの手術後にもし何かあったら、どうすれば良いのでしょうか？
鼠径ヘルニアの手術後は24時間連絡が取れるように、手術後の患者さん専用の緊急連絡先をお伝えします。いつでも対応できる体制を整えていますので、ご安心ください。
鼠径ヘルニア手術後の抜糸はどうするのでしょうか？
傷口は溶ける糸で縫っていますので、抜糸する必要はありません。
鼠径ヘルニア（脱腸）の治療は当院に相談を！
大宮駅から徒歩3分にある埼玉外科クリニックでは、腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を行っています。
当院は最難関の内視鏡外科技術認定医（ヘルニア）の資格を持ったヘルニア外科医による腹腔鏡手術が受けられる、日本でも数少ない外科クリニックです。
ヘルニア外科医の院長松下が、責任持って手術を行います。
鼠径ヘルニア（脱腸）でお悩みの方は、まずは当院のヘルニア外来に受診してご相談ください。
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埼玉外科クリニック
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定休日：日曜・祝日（臨時休診日はこちら）
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