鼠径ヘルニア(脱腸)手術後に、どのような合併症がありますか?
鼠径ヘルニア(脱腸)手術後の合併症(併存症)で頻度がやや高いのが、漿液腫(しょうえきしゅ)です。
術後に再発したかのように腫れるので、驚いてしまう患者さんがいます。
漿液腫であれば心配はなく、水(浸出液)がたまっている状態ですので、自然吸収されるのを待ちます。
鼠径ヘルニア手術後の主な合併症
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2023.01.01
鼠径ヘルニアの日帰り手術
鼠径ヘルニア(脱腸)の腹腔鏡手術を日帰りで! 鼠径(そけい)ヘルニアの治療は、日本では98.7%が入院手術(日帰り手術はたったの1.3%)で、入院期間は平均4.8日です。 一方、欧米各国では既に日帰り手術が普及していて、20~92%は日帰り手術です。 日帰り手術なら日常生活を続けたまま手術が受...