腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術クリニック

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鼠径ヘルニアの院長コラム

なぜ鼠径ヘルニア(脱腸)が再発?メッシュがずれる?予防する方法とは?

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鼠径ヘルニア(脱腸)が再発することはありますか?


院長松下

鼠径ヘルニア手術後のヘルニア再発率は約1〜3%です。ヘルニア外科医がどのように再発を防いでいるか詳しく解説します。

鼠径ヘルニア(脱腸)の再発とは?

鼠径ヘルニア(脱腸)の再発とは、手術した同側に鼠径ヘルニアが再び発症することです。
対側の鼠径ヘルニアが発症した場合は、初発であり、再発とは言いません。

鼠径ヘルニア(脱腸)手術後に再発することはありますか?

鼠径ヘルニア手術後に、鼠径ヘルニアが再発するリスクは約1〜3%です。
現在主流で行われているメッシュを使ったヘルニア修復術では、どの術式も再発率は約1〜3%です。

以前に行われていた穴を縫い合わせる組織縫合法では再発率は約10%でしたので、かなり改善されてきました。
とはいいつつ、再発率1〜3%でもまだまだ高いと感じています。

ヘルニア外科医としては、再発率0%を目指して日々研究を重ねています。

鼠径ヘルニア(脱腸)が再発する原因は?

鼠径ヘルニアの手術後に、メッシュの脇から腸管が脱出したり、メッシュがずれてしまうことが再発の原因となります。
メッシュを突き破って腸管が出てくることはありません。

メッシュが敷かれている部分は硬く補強されますので、ヘルニアが再発する心配はありません。
メッシュがない部分から再発する可能性が残ります。

ヘルニアのサイズが大きいと、再発のリスクが高くなります。
大きい穴ほど、補強が難しいため、メッシュのサイズを大きくしたり、固定力を強くするなど対策が必要です。
ヘルニアが小さいうちに手術が勧められる理由は、これも一因です。

鼠径ヘルニア(脱腸)再発を予防する2つの方法とは?

鼠径ヘルニア(脱腸)手術後にヘルニア再発を予防する方法は2つあります。
1つはメッシュを広く敷くこと、もう一つはメッシュをずれないようにすることです。

当院では、メッシュのサイズは15cm×10cmを基本としています。
鼠径部を広く覆うことで再発を防いでいます。

鼠径ヘルニア(脱腸)手術後にメッシュがずれるのを防ぐ方法は?

鼠径ヘルニアの手術後にメッシュがずれるのを防ぐために、当院ではプログリップメッシュというずれにくいメッシュを使用しています。
プログリップメッシュはマイクログリップというマジックテープのようなザラザラした突起が全面についているため、面で固定できてズレにくい構造になっています。

このようにズレにくいメッシュを広く覆うことで、再発を防いでいます。

プログリップメッシュを使わない場合は、通常、ネジのような固定具(タッカー)を腹壁に打って、点で固定します。簡単に固定できるのが良いものの、固定性が悪いこと、固定できない部分があること、痛みの原因になりうることが欠点です。

鼠径ヘルニア(脱腸)再発を防止する生活上の注意とは?

腹圧がかかる力仕事や、激しい運動は手術後1週間控えることも重要です。
手術直後はメッシュに過大な負荷がかからないように注意することで、ずれて再発しないように対策しています。

そして長期的には、体重を増やさないことや禁煙も、再発予防に重要です。

筋トレで筋肉を鍛えても、筋肉がない部分からヘルニアは脱出するので、残念ながら予防効果はありません。

鼠径ヘルニア(脱腸)再発の手術は当院でできますか?

鼠径ヘルニア再発の手術は、前回どのような手術が行われ、現在どのような状態かを把握する必要があります。

まずは前回手術をおこなった病院で相談することをお勧めします。
そこで再手術をするか、専門施設に紹介してもらうかをよく相談してください。

当院ではそれらの内容と、現在の病状を精査した上で、腹腔鏡手術や日帰り手術が可能かどうかを判断します。
鼠径部切開法や入院手術が勧められる場合は、他の病院に紹介いたします。

鼠径ヘルニア(脱腸)の治療は当院に相談を!

大宮駅から徒歩3分にある埼玉外科クリニックでは、腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を行っています。
当院は最難関の内視鏡外科技術認定医(ヘルニア)の資格を持ったヘルニア外科医による腹腔鏡手術が受けられる、日本でも数少ない外科クリニックです。
ヘルニア外科医の院長松下が、責任持って手術を行います。
鼠径ヘルニア(脱腸)でお悩みの方は、まずは当院のヘルニア外来に受診してご相談ください。
 
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院長 松下公治

院長 松下公治

この記事は埼玉外科クリニック院長松下が執筆。腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を専門に研究。外科専門医、消化器外科専門医・指導医、内視鏡外科技術認定医(ヘルニア)。

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