腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術クリニック

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なぜ私は日帰り手術クリニックを開院したのか?その想いとは?

患者さん

なぜ日帰り手術クリニックを開院したのですか?


院長松下

2022年に鼠径ヘルニアの日帰り手術クリニックを開院しました。ヘルニア外科医が開院の経緯について詳しくお話しします。

まさか自分が開業するとは!

私が医師になった頃、まさか自分が開業するとは予想していませんでした。
外科医の仕事にはとても満足し、日々充実していました。

開業しクリニックを開院することは、独立して起業することです。
その知識や経験はなく、大きなリスクを伴うことなので、開業は考えていませんでした。

患者さんに喜ばれたことで…

私は消化器外科医として研鑽を積み、興味を持った鼠径ヘルニアの治療を研究していました。
腹腔鏡による手術を行うことで、より確実に治療し、手術に伴う諸症状・合併症が軽減できることを実感しました。

そんな中、2017年から東京外科クリニックで腹腔鏡を使った日帰り手術に取り組み始めました。
日帰り手術を経験することで、入院する患者さんの負担の大きさに改めて気づき、衝撃を受けました。
病気を治すことばかりに目を向けてしまい、病気で入院することの大変さ、その苦痛や負担には目を背けていたことに気づきました。

病院で手術するためには数多くのプロセスが必要で、鼠径ヘルニアの手術にとって無駄が多いのも事実です。
病院という場においては仕方のないことですし、必要であることもよくわかります。
しかし、その無駄を省き、本当に必要なケアに集中することで、より丁寧で質の高い効率的な診療ができます。
入院することで失われる時間や労力を減らし、手術の苦痛を少しでも取り除きたいと考えるようになりました。

日帰り手術に携わるようになって、手術に伴う負担を減らすことがどれだけ大切かということに気づかされました。
研究を積み重ねることで、患者さんに喜ばれ、やり甲斐を感じるようになりました。

そもそも私が医師を志したのは、人から喜ばれる仕事をしたいという想いでした。
そんな想いが、「鼠径ヘルニア×腹腔鏡手術×日帰り手術」を組み合わせることで実現できると確信しました。

開業を決意した理由とは?

鼠径ヘルニアは消化器外科手術の中で最も手術件数が多い疾患です。
困っている患者さんが多いにも関わらず、それを専門としている医師が少ない分野です。
やるなら、とことん1つのことを追究しようと思いました。

埼玉県内には腹腔鏡による日帰り手術を受けられる外科クリニックがありませんでした。
埼玉県の中でも交通の要所である大宮駅が、クリニックの立地としては最高でした。
駅から近いものの、広々と落ち着いていて、学校やクリニックが集まる大宮駅西口は、素晴らしい環境でした。

こうした経緯で、鼠径ヘルニアの患者さんが入院しなくても、腹腔鏡による日帰り手術を受けられるようにクリニックを作ろうと決意を固めました。

そして、私が理想とする鼠径ヘルニア診療を追究し、社会に貢献したいと思いました。

開業してみて感じたことは?

2022年9月に埼玉外科クリニックを開院し、2024年3月に医療法人博文会を設立しました。
1つのクリニックを立ち上げ、運営するためには、多くの方が関わり、そのおかげで成り立っていることを実感しました。

手術のことだけを考えても、クリニックとしては全く機能しません。
資金を調達し、設備を整え器材を用意し、人を雇い育てる必要があります。
業務の効率化、安全対策、人材育成など様々な仕組みを整備しなければなりません。

そして何より大切なものは人だと思います。
医療を提供し、手術を行い、それを支えるのは医師や看護師らであり、その治療を受ける患者さんもまた人です。
素晴らしいスタッフがいるからこそ、より良い医療が実現できます。

理想の鼠径ヘルニア診療を実現するため、これからも日々カイゼンし、一歩一歩前に進んでいきたいと思います。

鼠径ヘルニア(脱腸)の治療は当院に相談を!

大宮駅から徒歩3分にある埼玉外科クリニックでは、腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を行っています。
当院は最難関の内視鏡外科技術認定医(ヘルニア)の資格を持ったヘルニア外科医による腹腔鏡手術が受けられる、日本でも数少ない外科クリニックです。
ヘルニア外科医の院長松下が、責任持って手術を行います。
鼠径ヘルニア(脱腸)でお悩みの方は、まずは当院のヘルニア外来に受診してご相談ください。
 
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院長 松下公治

院長 松下公治

この記事は埼玉外科クリニック院長松下が執筆。腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を専門に研究。外科専門医、消化器外科専門医・指導医、内視鏡外科技術認定医(ヘルニア)。

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