クリニック内装に対するこだわり
クリニック内装は非常に重要で、クリニックのイメージだけでなく、クリニックの機能にも直結します。
そのため、何度も徹底的に検討しました。
全体の雰囲気はカフェのように、居心地が良い温かみのある感じをイメージしました。
木目、濃いグレー、白を基本色としました。
そして必要な部屋とその広さを決め、動線を意識して配置しました。
患者さんが使うスペースとバックヤードを分け、診療の流れを想定して設計しました。
リカバリー室(手術直後に休む部屋)を手術室の隣りに配置し、個室を3部屋作ることで、プライベート空間を確保しました。
患者さん同士がお互いにほとんど顔を合わせることなく、個別にケアを受けられるように工夫しました。
プロの設計士と、実際に使う人が協同して設計することが大切だと感じました。
限られたスペースに機能的で居心地の良い空間を創出できました。
私が思い描いた空間を設計施工してくださった株式会社七彩の皆様に感謝です。
2023.01.01
鼠径ヘルニア(脱腸)の腹腔鏡による日帰り手術
鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り腹腔鏡手術 日帰り手術とは、手術したその日に帰宅できる手術のことです。 日常生活を続けたまま手術を受けられることが大きなメリットで、費用対効果に優れていることもあり欧米では既に一般的です。鼠径(そけい)ヘルニアの治療は、日本では93.5%が入院手術(日帰り手術...