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腹腔鏡手術後によくある便秘【原因・期間・対処法】

患者さん

手術後から便が出なくて、お腹が張ります。どうしたら良いですか?


院長松下

腹腔鏡手術後の便秘はよくある症状のひとつです。手術後に便秘が起こる理由と対処法についてヘルニア外科医が解説します。

なぜ手術後に便秘になるの?

術後の便秘には、複数の原因が重なっています。
一つずつ見ていきましょう。

麻酔・痛み止めの影響
腹腔鏡手術後では全身麻酔を使用します。
また、術後に処方する痛み止めの一部(特にオピオイド系鎮痛薬)には、腸の動きを一時的に抑える作用があります。
薬が体から抜けるにつれて腸の動きも戻ってきますが、それまでのあいだは便が停滞しやすい状態になります。

腸が”お休みモード”になる
腹腔鏡手術では、お腹の中を炭酸ガスで膨らませて手術を行います。
また、手術中に腸が多少の刺激を受けるため、術後は腸が一時的に「休んだ状態」になります。
これは術後イレウス(腸管麻痺) と呼ばれる現象の軽い段階で、多くの場合は自然に回復していきます。

食事量・水分量の減少
術後は食欲が落ちることがよくあります。
食事量が少なくなると便の材料も減り、さらに水分不足が重なると便が硬くなりがちです。

体を動かす機会が減る
痛みや疲れから、術後はどうしても横になる時間が増えます。
しかし「体を動かすこと」は腸に自然な刺激を与える大切な行為です。
動かない日が続くと、腸も一緒に休んでしまいます。

術後の便秘、どのくらいで治まる?

個人差はありますが、多くの場合は術後数日〜1週間程度で改善していきます。
次のような変化が現れてくると、腸の動きが戻ってきているサインです。

・おならが出るようになってきた
・食事が普通に食べられるようになってきた
・少しずつ歩けるようになってきた

これらが揃ってくると、便通も自然に回復してくることがほとんどです。

自分でできる便秘対策

できるだけ早く・少しずつ歩く
手術翌日から、痛みの範囲内で歩くことを強くおすすめしています。
「歩くこと」は、薬に頼らずに腸を動かす最も自然で効果的な方法です。

水分をこまめに摂る
術後は気づかないうちに脱水気味になっていることがあります。
水やお茶を意識的に、少量ずつこまめに飲むようにしましょう。
目安は1日1.5〜2リットルですが、無理のない範囲で構いません。

我慢せず、必要なら下剤を使う
「便秘薬に頼ることへの抵抗感」を持っている方は多いのですが、術後の一時的な便秘に対して下剤を使うことは、まったく問題ありません。
最近は腸への刺激が少なく、安全に使えるタイプの便秘薬も増えています。

こんな症状が出たら、早めに受診を

術後の便秘の多くは自然に改善しますが、以下の症状がある場合は腸閉塞(イレウス)などの可能性も考えられます。

要注意の症状

・強い腹痛がある、または痛みが増してきた
・吐き気・嘔吐が続いている
・お腹がどんどん張って硬くなっている
・おならも全く出ない
・熱が出てきた

これらは「ちょっとした便秘」とは異なる可能性があるため、自己判断せず、必ず医療機関にご相談ください。

まとめ

腹腔鏡手術後の便秘は、多くの患者さんが経験する一時的な症状です。
原因を知っておくだけで、「これは正常な経過なんだ」と少し安心できると思います。

回復を助けるための基本は、シンプルです。
・無理せず、少しずつ歩く
・水分をこまめに補給する
・辛いときは我慢せず相談する

鼠径ヘルニア(脱腸)の治療は当院に相談を!

大宮駅から徒歩3分にある埼玉外科クリニックでは、腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を行っています。
当院は最難関の内視鏡外科技術認定医(ヘルニア)の資格を持ったヘルニア外科医による腹腔鏡手術が受けられる、日本でも数少ない外科クリニックです。
ヘルニア外科医の院長松下が、責任持って手術を行います。
鼠径ヘルニア(脱腸)でお悩みの方は、まずは当院のヘルニア外来に受診してご相談ください。

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院長 松下公治

この記事は埼玉外科クリニック院長松下が執筆。腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を専門に研究。外科専門医、消化器外科専門医・指導医、内視鏡外科技術認定医(ヘルニア)。

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