
急性虫垂炎(盲腸)の手術後は、仕事をどのくらい休むといいですか?痛みはどうですか?

急性虫垂炎の手術後、仕事復帰までの期間、痛みの経過、合併症と注意点を、外科医がわかりやすく解説します。
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急性虫垂炎(盲腸)とは?
急性虫垂炎は、いわゆる「盲腸」と呼ばれる病気で、お腹の右下にある虫垂に炎症が起こる疾患です。
主な症状として、お腹の痛み(みぞおちから右下腹部へ移動することが多い)、吐き気、嘔吐、食欲低下、発熱などがみられます。
急性虫垂炎は、腹痛の中でも緊急対応が必要になりうる代表的な病気ですので、早期に適切な判断が大切です。
急性虫垂炎(盲腸)とは? 急性虫垂炎は、いわゆる「盲腸」と呼ばれる病気で、お腹の右下にある虫垂に炎症が起こる疾患です。年齢や性別に関係なく発症しますが、10~30代に多い傾向があります。 生涯発生率は6-8%です。 腹痛の中でも手術になりうる、最も頻度の高い腹部救急疾患です...
急性虫垂炎(盲腸)手術後の入院期間の目安
急性虫垂炎(盲腸)の手術後の入院期間は、病状や合併症の有無によって変わりますので、あくまで目安です。
軽症では炎症が限局しているため、数日で退院が可能です。
虫垂が穿孔し腹膜炎が広がっている場合は、抗菌薬の点滴治療を継続するので、約1週間の入院となることが多いです。
一般的な入院期間の目安
・軽症(穿孔なし):3〜5日程度
・腹膜炎・穿孔あり:7日以上
・高齢者・合併症あり:10日以上になることも
退院後も完全に回復したわけではなく、自宅で療養することが重要です。
急性虫垂炎(盲腸)手術後に仕事を休む期間は?
急性虫垂炎(盲腸)の手術後は、お腹の痛みや張り感があり、調子が戻るまで数日かかります。
食事はお腹の調子と相談しながら、消化に良いものから開始しましょう。
通常は、術後1〜2週間で仕事に復帰できることが多いです。
退院後、数日休んでから職場復帰することをお勧めします。
病状によって療養期間は異なりますので、退院時に主治医に相談しましょう。
急性虫垂炎(盲腸)手術後の痛みはいつまで続く?
急性虫垂炎(盲腸)の手術後は、虫垂炎による痛みに加えて切った傷の痛みもあり、お腹が痛みます。
しかし、腫れた虫垂は切除しますので、虫垂炎自体の痛みは改善し、時間の経過と共にお腹の痛みは和らぎます。
腸が炎症のために麻痺しますので、お腹の張り感がありますが、排ガスや排便と共に、徐々に改善していきます。
痛みの経過の目安
・術後数日:創部痛・腹部の違和感が強い
・1週間前後:痛みは徐々に軽減
・2週間以降:日常生活ではほぼ気にならないことが多い
腹腔鏡手術では、開腹手術に比べて痛みが軽く回復が早い傾向があります。
急性虫垂炎(盲腸)手術後によくある症状
多くの患者さんが経験する症状は、以下の通りです。
・お腹の張り・違和感
・軽い発熱
・食欲低下
・排便リズムの乱れ、下痢、便秘
通常は時間とともに改善しますが、もし悪化する場合は要注意ですので、医師に相談しましょう。
急性虫垂炎(盲腸)手術後に注意すべき合併症
急性虫垂炎(盲腸)手術後の主な合併症(併存症)は、創部感染と遺残膿瘍です。
感染した細菌をやっつけきらないと、化膿して熱が出ます。
38度以上の発熱、強い腹痛が続く、傷口の赤み・腫れ・排膿、吐き気や嘔吐が止まらない時は、医師に相談しましょう。
- 創部感染:傷が化膿し赤く腫れます。抗生剤や傷口を洗浄します。
- 遺残膿瘍、糞瘻:膿がたまったり、便汁の漏れがあると、抗菌薬の投与や穿刺ドレナージが必要となり、治療に難渋します。
- 腸閉塞、イレウス:手術後に腸管が麻痺して動きが悪くなったり、腸管の癒着によって腸が閉塞してしまうことがあります。
- 腹壁瘢痕ヘルニア:主に開腹手術の合併症ですが、傷口の筋膜が裂けて、脱腸となることがあります。体重を増やさないことが大切です。
- 虫垂炎の再発:非常に稀ですが、断端虫垂炎といって、わずかに残った虫垂が腫れることで発症することがあります。
よくある質問(FAQ)
Q:痛み止めはいつまで必要ですか?
A:多くの場合、術後数日〜1週間程度で不要になります。痛みが治まるまでは、無理せず内服を続けます。
Q:虫垂炎が再発する心配はありますか?
A:手術で虫垂を切除してしまえば、通常再発することはありません。ただし、非常に稀に断端虫垂炎を発症することがあります。
急性虫垂炎(盲腸)とは? 急性虫垂炎は、いわゆる「盲腸」と呼ばれる病気で、お腹の右下にある虫垂に炎症が起こる疾患です。主な症状として、お腹の痛み(みぞおちから右下腹部へ移動することが多い)、吐き気、嘔吐、食欲低下、発熱などがみられます。 急性虫垂炎は、腹痛の中でも緊急対応が必...
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