当院が追究する理想の鼠径ヘルニア（脱腸）診療とは？

患者さん

埼玉外科クリニックはどのような鼠径ヘルニア（脱腸）診療を目指していますか？

院長松下

日本でも数少ない鼠径ヘルニア日帰り手術専門クリニックを立ち上げ、運営してきました。当院が目指す鼠径ヘルニア診療について詳しくお話しします。

当院が追究する理想の鼠径ヘルニア（脱腸）診療とは？

当院は旅館のような一期一会のおもてなしの心を大切にしています。
手術は1日3名に限定し、院長の目が行き届くこぢんまりとしたクリニックです。
1日3組限定のプライベート感のある旅館をイメージしてクリニック作りをしています。

一つの手術を磨き上げることで、無駄のない洗練さを追い求めています。
手術の安全性を確保することは大前提とし、これまで患者さんにとって負担となっていたことを、患者さん目線で一つ一つ減らしてきました。
約1時間の手術に全精力を注ぎ、一人ひとりにあわせた個別化した診療を目指しています。

当院は規模拡大を目指さず、1人の院長ができる範囲に診療を絞っています。
増えるニーズに答えたいと思っていますが、規模を拡大すると必ず質が低下します。
開院時に掲げた1日3名に限定して手術を行うことで、質の高い診療、行き届いたケアを提供していきたいと考えています。

鼠径ヘルニア（脱腸）診療における患者さんとの関係とは？

日帰り手術は決して簡単な手術ではありません。
通常4〜5日入院して行う鼠径ヘルニア手術を、約4時間で完結して問題なく帰宅するためには、専門的な知識や豊富な経験が必要です。

手術は体に大きな侵襲が加わる手技です。
多くの危険性を伴い、命の危険にさらされるリスクも少なからずあります。
いかに安全性を確保し、患者さんが感じる負担を減らせるかが重要となります。
我々はスタッフ一丸となって患者さんのケアを行い、安全に安心して手術を受けられるように全力を尽くします。

日帰り手術は患者さんの自己管理がとても大切です。
医療において、医師と患者さんはパートナーだと考えています。
安全な手術を完遂するためには、患者さん自身は自己管理をしっかり行い、我々はそれをサポートします。

一つの目的のためにお互い力を合わせることで、より良い医療が実現できます。

鼠径ヘルニア（脱腸）診療しか行わない当院の指針とは？

いつもお問い合わせいただくたびに申し訳ないと思っていますが、当院では鼠径ヘルニア以外の診療を行っていません。
傷の処置や胃・大腸の内視鏡検査、予防接種、健康診断など通常の外科診療は行っていません。

このクリニックを立ち上げたのは、鼠径ヘルニア診療を自らの手で研ぎ澄まし、更に極めていきたいと思ったからです。
そのために、手術はもちろん、使う道具、設備、内装、人、システム、ホームページ、全てを手作りで行ってきました。
開院して数年経ちますが、今でも毎日のようにカイゼンを積み重ねています。

当院は自由診療ではなく保険診療ですので、その枠内でできることを考え抜いてきました。
こだわる部分は徹底的にこだわり、無駄と思われるものは極力省いています。

クリニックを発展させることは、経営において重要なことです。
しかし、あえて規模を拡大せず、理想のヘルニア診療を追究する道を選びました。

手術を執刀することに重大な責任を感じますが、これほどやり甲斐のあるものもありません。
怖さを知っているからこそ、その面白さ・楽しさも感じています。

手術はアート（art、芸術）だと言われることがあります。
アート作品はどのアーチスト（artist、芸術家）が描いたかが重要で、手術も同じだと思います。
唯一無二の鼠径ヘルニア診療を極めることが、当院の指針です。

ヘルニア外科医として、一生をかけて理想の鼠径ヘルニア診療を追究していきたいと考えています。

鼠径ヘルニア（脱腸）の治療は当院に相談を！

大宮駅から徒歩3分にある埼玉外科クリニックでは、腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を行っています。
当院は最難関の内視鏡外科技術認定医（ヘルニア）の資格を持ったヘルニア外科医による腹腔鏡手術が受けられる、日本でも数少ない外科クリニックです。
ヘルニア外科医の院長松下が、責任持って手術を行います。
鼠径ヘルニア（脱腸）でお悩みの方は、まずは当院のヘルニア外来に受診してご相談ください。