TAPP法による鼠径ヘルニアの日帰り手術【本邦初の論文】
TAPP法による鼠径ヘルニアの日帰り手術をまとめた本邦初の論文として、1,408例の治療成績とともに、安全性について検証しましたのでご覧ください。
我々の報告では、平均術後在院時間は66.4分で、日帰り手術を完遂できたのは99.8%でした。
TAPP法による日帰り手術のノウハウや、術式による日帰り鼠径ヘルニア手術の比較についてもまとめました。
・松下公治,大橋直樹他:腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TAPP法)による日帰り手術の短期成績、日本臨床外科学会雑誌 2020;81:1703-1709 → 論文PDF(全文)
この論文は、日本臨床外科学会の2020年優秀論文賞を受賞しました。

2023.01.13
日帰り手術を安全に行う当院の工夫
日帰り手術とは? 日帰り手術とは、手術したその日に帰宅できる手術のことです。 日常生活を続けたまま手術を受けられることが大きなメリットで、費用対効果に優れていることもあり欧米では積極的に行われています。日帰り手術の利点は?入院する必要がなく、仕事などの日常生活...