腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術クリニック

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鼠径ヘルニアの院長コラム

鼠径ヘルニア(脱腸)手術前に注意することは?禁煙は必要?予防接種は?

患者さん

鼠径ヘルニア(脱腸)手術前に注意することは何ですか?


院長松下

鼠径ヘルニア手術前は、ヘルニア嵌頓などに注意が必要です。ヘルニア外科医が鼠径ヘルニアの手術前の注意について詳しく解説します。

鼠径ヘルニア(脱腸)手術前に注意することは?

鼠径ヘルニアの手術が決まってから手術までの間によくある心配は、ヘルニア嵌頓のリスクです。

特に手術までの期間が長い場合、それまでにヘルニア嵌頓して緊急手術が必要となるリスクがあります。
もしヘルニア嵌頓してしまった場合は、すぐに救急病院に受診してください。
ただし、そのリスクは1年間で約1%ですので、それほど心配する必要はありません。

他にも、禁煙と感染症予防が重要です。

鼠径ヘルニア(脱腸)手術前に禁煙は必要ですか?

鼠径ヘルニアの手術前に禁煙することはとても大切です。

喫煙者は非喫煙者よりも周術期合併症が多くなります。
手術後に咳や痰が多くなり、肺炎などを起こしやすくなります。
傷が治りづらくなり、傷の痛みが強くなり、感染のリスクが増えます。
できる限り早く禁煙することで、周術期合併症を減らすことができます。

日本麻酔科学会による禁煙リーフレットがわかりやすいのでご覧ください。

鼠径ヘルニア(脱腸)手術前に感染症予防が大切な理由は?

鼠径ヘルニアの手術前に新型コロナウイルス感染症にかかってしまうと、手術が延期になってしまいます。
手術前は人混みを避け、マスクや手洗いなどの感染症予防対策を行うことが大切です。

日本麻酔科学会の提言によると、新型コロナウイルスに感染後、2週間以内は待機的手術を行うべきではないとしています。
新型コロナウイルスに感染した直後は、周術期合併症のリスクが増加し、周囲への感染のリスクもあります。
新型コロナウイルス感染症は、急性期を過ぎた後も症状が長めに続く傾向があります。

個々の病状によりますが、新型コロナウイルスに感染した場合、当院では4週間あけて手術を行っています

鼠径ヘルニア(脱腸)手術前に予防接種してもいいですか?

鼠径ヘルニア手術の前後は2週間以上あけて、予防接種を受けましょう

手術を受けると免疫力が低下するため、予防接種の効果が低下します。
予防接種後の副作用と手術後の副作用が、区別できなくなります。
期間をあけることで、こうしたリスクを避けることができます。

鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術前の準備

鼠径ヘルニアの日帰り手術前の準備は病院によって異なりますので、手術を受ける病院でオリエンテーションを受けましょう。

特に、手術前は飲食の管理が重要です。
手術直前に間違って飲食してしまうと、手術ができなくなってしまいます。
胃内に飲食物が残っていると、手術中に吐いてしまい、肺に誤嚥するリスクがあります。

決められた飲食の時間は必ず守ることが大切です。

鼠径ヘルニア(脱腸)の治療は当院に相談を!

大宮駅から徒歩3分にある埼玉外科クリニックでは、腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を行っています。
当院は最難関の内視鏡外科技術認定医(ヘルニア)の資格を持ったヘルニア外科医による腹腔鏡手術が受けられる、日本でも数少ない外科クリニックです。
ヘルニア外科医の院長松下が、責任持って手術を行います。
鼠径ヘルニア(脱腸)でお悩みの方は、まずは当院のヘルニア外来に受診してご相談ください。
 
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院長 松下公治

院長 松下公治

この記事は埼玉外科クリニック院長松下が執筆。腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を専門に研究。外科専門医、消化器外科専門医・指導医、内視鏡外科技術認定医(ヘルニア)。

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