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犬や猫も腹腔鏡手術が受けられる時代に!開腹せずに避妊手術を!

患者さん

犬や猫も腹腔鏡手術が受けられるって本当ですか?


院長松下

犬や猫も腹腔鏡手術が受けられる時代になりました。以前動物病院で技術指導をしていた経験を元に、ヘルニア外科医が詳しくお話しします。

犬や猫の腹腔鏡手術とは?

犬や猫の腹腔鏡手術は、お腹に数カ所(通常2~3カ所)、小さな切開(3~12mm程度)を加え、そこから腹腔鏡(カメラ)を挿入して行う手術のことです。
獣医師は、モニターに映し出されたお腹の中の映像を見ながら手術を進めます。

腹腔鏡手術は小さな切開創で手術ができるため、低侵襲であり、回復が早くなります。
カメラで拡大して手術するので、より精密に手術が可能です。
開腹手術に比べると、術後に臓器同士の癒着や創部の感染が起こりにくいです。

一方で、特殊な機器や高度な技術が必要となるため、実施できる動物病院や疾患は限られており、開腹手術より費用は高くなります。
腹腔鏡手術は経験を重ね習熟することが重要ですので、経験豊富な獣医師に執刀してもらうといいです。

犬や猫の腹腔鏡手術は、様々な疾患に適応となっています。
特に避妊手術は最も一般的に行われる腹腔鏡手術の一つで、小さな傷から卵巣や子宮を摘出できます。

具体的には次のような手順で行われます。

  1. 麻酔をかける:全身麻酔で手術は行われます。
  2. 小さな切開を加える:腹部に数カ所の小さな切開を加えます。
  3. 炭酸ガスを注入:腹腔内を炭酸ガスで膨らませ、手術スペースを確保します。
  4. 腹腔鏡を挿入:切開した穴から腹腔鏡を挿入し、お腹の中の様子をモニターに映し出して手術を行います。
  5. 閉腹する:お腹の傷を縫って閉じます。
  6. 麻酔を覚ます:麻酔薬の投与をやめると、目が覚めます。

医師と獣医師は何が違うのか?お互いの関係は?

医師は、大学医学部で6年間医学を学び、医師国家試験に合格して、医師免許証を取得する必要があります。
一方獣医師は、大学獣医学部で6年間獣医学を学び、獣医師国家試験に合格して、獣医師免許証を取得する必要があります。

各々異なった資格で、医師は動物の診療ができず、獣医師は人間の診療ができません。
医師は獣医学について学んでいないため、動物についてよくわかりません。

しかし、人間の医療技術は動物にも応用できることが多く、以前腹腔鏡手術の技術指導を動物病院で行っていました。

医師は人間だけを対象にしていますが、獣医師はあらゆる動物を対象にしており、その幅広さに驚きました。
個体の大きさも様々で、赤ちゃんのように小さい動物もいれば、人間よりも遥かに大きい動物もいます。
獣医師は幅広い万能な知識を持った先生が多いように感じました。
しかし、近年は専門分化し、各分野を専門に診療する先生も増えている印象を受けました。

当院で動物の外来や手術は行っていませんので、ご注意ください。

鼠径ヘルニア(脱腸)の治療は当院に相談を!

大宮駅から徒歩3分にある埼玉外科クリニックでは、腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を行っています。
当院は最難関の内視鏡外科技術認定医(ヘルニア)の資格を持ったヘルニア外科医による腹腔鏡手術が受けられる、日本でも数少ない外科クリニックです。
ヘルニア外科医の院長松下が、責任持って手術を行います。
鼠径ヘルニア(脱腸)でお悩みの方は、まずは当院のヘルニア外来に受診してご相談ください。
 
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埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-268エイコービル3階
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院長 松下公治

この記事は埼玉外科クリニック院長松下が執筆。腹腔鏡による鼠径ヘルニアの日帰り手術を専門に研究。外科専門医、消化器外科専門医・指導医、内視鏡外科技術認定医(ヘルニア)。

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