急性虫垂炎(盲腸)はどんな初期症状ですか?前兆はどんな痛みですか?
急性虫垂炎に初期症状には、特徴的な順番があります。急性虫垂炎の初期症状や前兆について詳しく解説します。
急性虫垂炎(盲腸)の初期症状とは?
急性虫垂炎(盲腸)の典型的な初期症状は、みぞおち(心窩部)から臍(へそ)周囲の痛み ⇒ 悪心(吐き気)・嘔吐 ⇒ 右下腹部に痛みが移動 ⇒ 37度の微熱の順番に出現します。
症状が出現する順番が診断に重要で、この順番通りの場合は急性虫垂炎の可能性が高くなります。
歩いた時にお腹に痛みが響く時は、悪化して腹膜炎を起こしている可能性が高いので、すぐに救急病院に受診してください。
発症からの期間が2日以上経過、38℃以上の発熱、お腹全体が痛む時は、虫垂が穿孔していたり、膿瘍形成していることが疑われます。
2024.08.18
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急性虫垂炎(盲腸)の前兆はどんな痛み?
急性虫垂炎(盲腸)は右下腹部が痛くなると思っている人が多いですが、前兆としてみぞおち(心窩部)から臍(へそ)周囲の鈍い痛みを感じることがよくあります。
痛みを感じて2,3時間後に、吐き気や嘔吐があります。
急性虫垂炎では、前兆の順番が逆に現れることはほとんどありません。
急性虫垂炎の前兆は胃腸炎の症状ととても似ているため、この時点で区別するのはとても難しいです。
急性虫垂炎(盲腸)を放置する危険性とは?
急性虫垂炎は急激に悪化する可能性があります。
虫垂が破裂すると、痛みは一旦落ち着くこともありますが、その後汎発性腹膜炎になったり、膿瘍形成して全身状態が悪化します。
急性虫垂炎の疑いがある時は、我慢しないで、すぐに救急病院に受診することをお勧めします。
2023.01.20
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※当院で虫垂炎の診療は行っていませんので、ご注意ください。
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